作品公開して分かった事
2020年2月末から作品公開を開始しまして、自分なりに感じた事を書きます。
・steam、GooglePlayともに、めちゃくちゃ面倒で時間が掛かる。
審査が厳しい、というかまともに機能していない部分が見受けられた。エロくない物をエロ、
暴力的な物なのにそうではない、というガバガバな審査。
steamに関して、製品版は審査を通過し、体験版は製品版から章を削っただけなのに
性的コンテンツでNGという評価。未だに体験版の公開はされていません。
GooglePlayは更に審査が厳しく、その前のレーティング審査(IARC)で更に時間が掛かり
いつ連絡が来るのかも分からない状態。2~3時間で審査が終わる、誰でもアプリを公開できる
というのはもう古い情報なんだと痛感。グロ規制についても余りに過剰だと感じました。
・公式サイト運営には専門知識が必要。
ワードプレス(WP)は素人が簡単に扱える物ではなかった。現にこの公式サイトは、
自分が望んだ形を一つも実現していない状態である事。
理想の為に、WPを勉強するのは面倒で、それよりもWPを使わずにホームページを
作りたい気持ちの方が大きい事。調べれば調べるほど、WPの良くない部分を目にした事。
・ツイッター、SNSは簡単に人が増えない。
勝手な思い込みだったのですが、絵や作品を気になった人が少しずつでも増えていく
のかと思っていたら、最後までフォロワー0のままだった事。
インスタグラムというのは、ファンを増やす場所より、ファンへ公開する側面の方が
ずっと強いという事。1から増やすのには向かないのかなと思いました。バグが辛かった。
・今まで自分一人で製作していたが、世間の認識とかけ離れていた。
自分は自分の為に作品を作るタイプの人間です。自分で「イケてるな!」と思った物は
世間的にそうでもなかったという事。一目で視聴者の関心を引き付ける程のパワーを
自分の作品は持っていなかった。
また、自分は骨太のノベルゲームをプレイしたいと思っていて、自分なりにそれを
作ったつもりでしたが、世間的にはそこまで望まれていなかったのでは、という事。
(例えば恋愛や青春物、というのは自分が全く求めていないジャンルだが、世間では
そういった作品を望んでいる可能性がずっと高いのでは、という事。)
・steamで公開する場合、英語翻訳は必須だった。
公開してからサイトメールに複数連絡が来ましたが、日本語は一つもなかった。steamには
新規タイトルを宣伝する為の準備が整っていて、キュレーター・キーメイラーの登録者に
日本人はほぼ存在しないという事。
上記2点は根本的に、ゲームを無料で配って宣伝して貰う、という仕組みですが
日本語しか実装していないゲームを宣伝してくれる人は皆無、という事。
総括になりますが、ハードルが高いのか、自分の実力が足りなさ過ぎるのか不明なものの、
上手くは行きませんでした。
ポッと出の素人が急に作品を公開した場合、こんな結果になりました、という一例になればと思っています。結果として売り上げがいくらであったのかも、一月後に公開する予定です。